ルートは現実的かつ具体性があることが肝心です。当会が現時点で一番可能性が高いと考えているルートを図示します。
 唐津を経て、壱岐・対馬・韓国のコジェ(巨済)島を経由し、カンソ(江西)地区を通って釜山に入ります。途中にある島では全てルートは地上に顔を出します。そこは施工の基地にもなり、トンネル完成後にはトンネルや交通を支援する基地になります。
 図示されていませんが、日本側の起点は福岡市を、韓国側の起点は釜山市を想定しています。人と物の集まる中心的都市だからです。ルートの概要は以下の通りです。

・福岡市⇔釜山市・・・ 約370Km(陸上・海上部を含む)
・唐津市⇔巨済島・・・ 約200Km(壱岐・対馬の陸上部を含む)
・壱岐水道・・・・・・・・・ 約20Km(海上部のみ)最大水深  60m
・対馬海峡東水道・・・ 約50Km(海上部のみ)最大水深 130m
・対馬海峡西水道・・・ 約60Km(海上部のみ)最大水深 170m 

 対馬と韓国の間の海峡は日韓トンネルの中で技術的に最も注意すべき区間です。その深さは160mから230m程度と見られますが、日韓両国の国境を通過しているため精密かつ広範囲な調査はされておりません。このあたりの正確な海底地形調査を行い、なるべく浅く地質の良好なルートを捜す必要があり、両国共同プロジェクトとして取り組むことが肝要です。